ロウ人形館「サイパン・激動の歴史」

Wax Museum of Saipan / Customer of the Month

今月のお客様 / 12月2007年




木村晃さん、紀子さん
ご来館日 12月2日2007年

今月のお客さまは群馬県高崎市からお越しいただいた木村さんご夫妻です。「帰国前夜、ホテルにあったLoco Saipanというフリー誌をパラパラと捲くっていると、Wax Museum of Saipan『サイパン激動の歴史』・・・という広告が目に留まり、どうしても行きたくなりました。」と、仰ってくださった晃さんは、63年前、生後間も無く、太平洋戦争のマリアナ戦において、テニアン島にてお父様を亡くされました。 「父は、当時の兵士の誰もがそうであったように、祖国や家族を守るために一生懸命戦い、死んでゆきました。1944年8月10日に父が亡くなり、すでに63年が経ちましたが、今回初めて兄弟代表として、亡くなった父をテニアン島まで迎えに参りました。父の戦ったテニアン、サイパン島を巡視し、この狭い地で、相手国との兵器や兵力に大きな格差があったにもかかわらず、よく最後まで戦ったと思います。 このミュージアムに来て、マリアナ戦のことがよく理解できて、本当によかった。改めて考えさせられたことは、今後二度と戦争をしてはならない、人と人が殺し合ってはならないということです。」 ミュージアムのあと、連合軍が上陸したチャランカノアのシュガードック近辺と、その近くの慰霊碑までご一緒させていただきました。エメラルドグリーンの穏やかな海が、63年ぶりに再会を果たされた晃さんとお父様の魂を静かに見守っているようでした。晃さん、紀子さん、またいつか、サイパンにいらしてくださいね。それから、この島の海のように穏やかな平和が、世界中の一人でも多くの人々の心に訪れますように・・・。







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